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No.96
H20.03.01


蔵の仕事 吟醸しぼり
くらの中からフルーティーな香りが少し漂って、袋搾りの袋が井戸水につけられると、いよいよ搾りが始まるなってわかります。
くらの中は、足元からキィーンと冷えが体をつつみ、目には見えませんが、神聖な空気がスゥーっと行き交っています。
「今年の大吟醸です」っていただいた利きチョコの中のお酒は、水が輝く?お酒が輝くって感じでした。
宇野杜氏は、あまりに口を出して言う人ではありませんが、お酒が言ってたように思いました。
上出来!!



春だ祭だ

今年も「祭酒1.8L 限定300本」出荷します!

春の八百津のお祭りにあわせた祭り酒ですが、八百津祭り、久田見祭りと共に、ファンが増えました。
しぼりたて原酒とは少し異なった原酒の味をお楽しみ下さい。

【祭り開催日】
八百津祭り:4月の第2土・日曜日
久田見祭り:4月の第3土・日曜日




あんどん燗 新酒!!
あんどん燗
(左)1.8L 
(右)720ml

宇野杜氏--------------------------------------------------------

仕込みに集中していたら「あんどん燗が、もうないよ〜!!」って言われました。
7月頃まではあるかなと思っていましたが、思わぬ売行にびっくりしています。
確かにこの冬は、あんどん燗の声をよく聞いた気がします。
辛口の爽やかさの中にある、やわらかな旨みが評価されたのかなと思っています。本来ならもう少し熟成させたいのですが、11月に仕込んだ新酒にて対応させて頂きたいと思います。
まだ荒さは残りますが、いい酒です。
これから半年程は酒の変化も激しい時期ですので、あんどん燗の成長を楽しみながら飲んで頂けたら、うれしいと思います。

(お燗をつけると荒さも落ちつくよ!!)




二百八十八夜 純米吟醸生原酒 3月6日発売!!

二百八十八夜
二百八十八夜 生原酒

二百八十八夜とは
この名前は平成11年(始めてこの商品に取り掛かった年)の
米作りから酒造りまでの延べ日数からつけました。
高倉前杜氏が米作りから酒造りを手掛けたお酒です。

高倉杜氏との出会い
一から酒造りを学び直そうと考えた時、高倉杜氏と出会いました。
高倉杜氏の酒造りは、緻密で丁寧で基本に忠実で、
昼夜を問わず手を掛ける妥協のない勝負ともいえるものでした。
夢中で高倉杜氏のそばで仕事をしました。
その教えを受け継ぎ、高倉杜氏に感謝の意を込めて
この二百八十八夜を仕込みました。

(杜氏:宇野雅紀)


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