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No.66
H17.09.02

実りの秋
当社のミニ田んぼでも、稲刈りが行なわれました。一株一株ていねいに刈り取り、ハザに掛けて天日干しです。種類は「花越前」という飯米です。私は、酒屋に勤めるまで、お米は飯米としか知りませんでした。
稲刈り 天日干し
酒造りには、酒造好適米という、心白(シンパク)のあるお米を使います。心白は麹菌が入りやすく、溶けやすいので、酒にはとても適しているのです。
当社では、兵庫産「山田錦」、新潟産「五百万石」、岐阜飛騨産「飛騨誉」を使っています。
山田錦 酒米の王様。高精白にも耐え、味のりもよく、雑味の少ない非常に頼もしいお米です。
五百万石 高倉杜氏が損得抜きにして、いい酒を造る為に栽培しています。麹をつくるには、非常につくりやすい米ですが、やや、淡白になりがちなので、味にふくらみを出す様工夫しています。
飛騨誉 高精白には向かないと、敬遠される蔵もありますが、非常にいい米です。自社精米により、ゆっくりと精米すれば、ある程度磨くことも出来、力を入れて扱っていきたい米、可能性を持った米です。



秋のひやおろし
秋のひやおろし 9月21日(水)発売!予約受付中!

お待たせ致しました!「秋のひやおろし」夏休みも終わりが近づく頃、決まって予約いただくお客様があります。うれしい限りです。秋の夜長に、月見と虫の音をききながら

原料米 山田錦
精米歩合 46%
日本酒度 +3
酸度 1.3
アミノ酸度 1.0
アルコール度 15.3%
☆特別純米玉柏『秋のひやおろし』1.8L☆
きき酒師梶田君 勉強のためにテイスティング!若い感性で見ています。お役に立てれば幸いです。

外観
かすかな琥珀色ながら透明感があり清澄

香り
強い・やや複雑。華やかな吟醸香と純米らしい生もとの様な香りが少々香りは高く華やかで、甘くべたつくのではなく澄んだ印象

味わい
中程度からやや強い(優しいふくらみがある)純米らしく少々渋るけど綺麗でなめらかなお酒 。少々後味に苦味を感じるがスッキリした印象

総評
香り、味とも上品で綺麗なお酒。好感のもてる香りと上品なふくらみと飲み口。純米らしい渋み。口に含んだ時は舌離れの良い印象だけどやや渋味のせいで口にアルコールが残る感じ。

適用シーン
残暑の秋口に、冷やして飲みたい。ただ香りを生かしたいので、冷やしすぎず。10〜15℃くらいが適温また、食べ物の美味しくなる秋、色々な食べ物に合わせるならぬる燗くらい。
あまり熱く燗をつけると薄っぺらく感じが思ったより燗をつけても香りにむりはなかった。個人的には燗をするならぬる燗がお奨め。

適した器
特に器を選ばないが、特別純米なので少々こって秋の雰囲気を演出したい。
「秋のひやおろし」と言うネーミングからしてもコップ酒じゃなくて自分のお気に入りの器を見つけて秋の気配を酒や肴からも感じて欲しい。私のお奨めは冷でなら大き目のワイングラスでも良いかも・・・

料理
素材の味を生かした料理がお奨め
おち鮎の塩焼き、湯豆腐、銀杏の塩いり、秋鮭の塩焼き、帆立と青菜の炒め物、
きぬかつぎ(里芋の湯がきを生姜醤油で)、焼き松茸など

セールスポイント&プロモーション
☆上質な造りと上質な味わい。
☆やはり「秋のひやおろし」と言う季節商品ということ。
☆山田錦の純米(大吟醸クラス)が、1.8Lで、お手頃に飲める幸せ!
☆料飲店さんなどの季節感の演出にもお奨め。
☆秋口に、しぼりたてのようなフレッシュさを味わえる幸せ!日本酒の美味しい季節!
☆ネーミングやラベルから女性や日本酒を普段飲まない方は手が出し辛い感じかもしれませんが、実際は非常に綺麗でふくらみがあり華やかな香りのある飲みやすいお酒
(あまり量を飲めない方にもお奨め)

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