|
蓬田やすひろ | 亀子 誠 | 田中比左良 | のりづき としお |
蓬田やすひろ |
1941年札幌生まれ。広告代理店に勤務の後、74年フリーのイラストレーターとなる。60年の毎日広告賞をはじめとする数々の受賞歴を持つ。87年から銀座銀芳堂画廊、銀座ギャラリーオカベ、ワコール銀座アートスペース、金沢、京都、札幌など各地で主催展を開催。88年にはNHKの歌謡プロムナード「恋・京都」や、運続テレビ小説「純ちゃんの応援歌」のタイトル画、ならシルクロード博のポスター制作を手がける傍ら、NHKの第9回古賀賞の審査員を務めるなど幅広い分野で活躍。90年より朝日新聞厚生文化事業団の「一流美術家と名士」の作品展に出展を開始。またこの年、ギンザ・グラフィック・ギャラリー第58回企画展「蓬田やすひろ展」を開催。91年にはスペインで開催された「JAPAN
PRINT 91」への出展や、読売新聞夕刊新聞小説「かかし長屋」(半村 良・作)において挿絵を連載。現在、ブックカバー、装丁、挿絵などのイラストレーシヨンを中心に活躍中。 東京デザイナーズスペース会員。日本グラフィックデザイナー協会会員。 東京イラストレーターズソサエティ会員。
|
↑ページTOPへ戻る |
亀子 誠 |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
↑ページTOPへ戻る |
田中比左良 |
ごあいさつ 大正末から昭和40年代にわたり、とりわけ女性風俗を描いて一世を風靡した田中比左良展を開催いたします。 岐阜県御嵩町に生まれた田中比左良は少年時代を、濃尾大地震によって家業の造り酒家が倒産した後に両親が開いた「よろず芸道指南所」で過ごしました。「芸は身を助く」といいますが比左良の場合は、この“よろず芸”によって後の田中比左良が存在しえたといえましょう。それは、高度な芸術というものではなく、素焼きの人形に色つけしたり、三味線とヴァイオリンの伴奏で歌を歌ったり踊ったりという類のものでした。ですから田中比左良は始めから、明治、大正期のあの重厚で深刻なむずかしい絵画や彫刻の美術とは異なる道を歩みました。 西洋文化の移入、模倣、折衷などで疲れた精神を脱ぎ捨て、軽やかで遊び心に満ち浴れた“娯楽”を絵と彫刻に引き込んだのです。これが比左良調といわれた漫画・挿絵であり、また漫彫(漫画彫刻)でした。こうして窮屈な美術界に“娯楽”を吹き込んだように、社会がある意味で男だけで構成され、戦争への関心を高揚させるぐらいしかなかった窮屈な世の中にあって田中比左良はおそらく初めてあるがままの女性を大衆に登場させました。このことは大正デモクラシーと昭和モダンといわれる時代に女性の意識向上と社会進出の面に彼が貢献したということにとどまらず、女性を発見することで男性が新たに自分自身を発見することでもあったのです。 本展で初めてまとまった発表となる「うつつやまと絵」シリーズは、その後編においてみごとに女性讃歌が謳いあげられるのですがここでも、その根底に人間の生命と自然に対する畏敬が秘められていることがおわかりいただけることでしょう。本展において、大衆と語り、大衆から慰めを得た田中比左良の、人々に本音のところで喜びと自由を回復させるふしまな作品をご鑑賞いただければ幸いです。 なお、この展覧会は、2年前に山本章尚・ふさ御夫妻により田中比左良作品を一括ご寄贈ご寄託いただいたことにより実現いたしました。また作品を快くご出品賜りました所蔵家の方々に、心から感謝申しあげます。 平成2年2月 岐阜県美術館長田中三郎 |
※岐阜県美術館で開かれた展示会のパンフレットの文を引用させて頂きました。 |
↑ページTOPへ戻る |
のりづき としお |
当蔵のスケッチをプレゼントして頂きました。 作者と経緯を紹介させて頂きます。 −作者紹介− のりづき としお 「みず画紀行」のホームページを公開中。 http://www.its-cc.co.jp/ みず画とは、水を多めに使った水彩画のこと。 「岐阜県可児市鳩吹山」「愛知県瀬戸市海上の森」 「静岡県富士宮市富士山」「花その仲間たち」の題材をはじめ、 丹波篠山、奈良、安曇野など、数多くの「みず画」が展示されています。 自然の風景を、やさしいタッチの水彩画で描かれている作風で、 癒しのひとときを感じることができます。 −経緯− のりづき氏は、名古屋在住にありながら岐阜県可児市へ、頻繁に足を運んでいるとのこと。友人知人もあり、スケッチの題材に八百津にも足を伸ばすと伺いました。 2003年10月16日に放映されたCBCテレビ「特捜!坂東リサーチ」 番組を見て、八百津にたくさんの方が訪問して下さいました。 スケッチ当日は、TV放映後の混雑を避けて早朝からの訪問。以前にも、何枚か描かれたそうですが、再び当蔵を選んで下さいました。スケッチの時間は、1時間ほど。当蔵の「みず画」をプレゼントして頂きました。 蔵のたたずまいをそのままに、昔ながらの蔵の雰囲気が、そのまま伝わってくる。そんな感じの作品と、当蔵でも好評でした。 −プロフィール− 昭和27年生まれ、設計事務所主宰 名古屋在住。 岐阜県可児市にある鳩吹山との出会いで、スケッチ活動拠点をそこに置く。 NPO「鳩吹山ともの会」の結成、事務局に参画し会報誌の編集を行う。 スケッチ教室を、岐阜県可児市、愛知県小牧市で開講中。 作品展は、岐阜県可児市、愛知県名古屋市で、年6回程度。 |
↑ページTOPへ戻る |
【 トップ|蔵元概要|製品紹介|玉柏のできるまで|お酒の話|八百津|ギャラリー|蔵元へのアクセス|リンク 】 |
|